キハダマグロ釣りました。

カジキマグロとマンボウのカルパッチョ。

キハダマグロ(10kg)が釣れました。
石垣島で苦節一年、初めて釣りあげたマグロです。
キハダマグロは60kgを超える大型になるマグロですが、今日のはだいぶ小振りです。
とはいえ石垣島のすぐ目の前でこんなマグロがヒットするとは、さすが石垣島の海にはまだ自然が豊富に残っています。
まだ食べていないのでなんとも言えませんが、船上でしっかり血抜きをしたのでお腹を割いても一滴も血が出なかった。
マグロは泳いでいる時は体温が50度を超えているらしいので、釣り上げたらすぐに血抜きをし、氷で〆ないと生臭くなり身が体温で焼けてしまいます。
そうなってはマグロの値打ちは半値以下です。
うみんちゅうですから本来であれば、このマグロも市場に出したいところですが、今回はお店で出して残れば閉店後マグロづくしパーティーの予定です。
近海のはえ縄漁船が比較的多い八重山漁港では大きなマグロが毎日上がり、マグロのセリ値はキロ200円ほど、10kgでも2000円にしかなりません。
僕には記念すべきマグロでも漁師には日常以下の大きさなのです。
この記念すべきマグロを2000円に替えてしまうなら、自分の体の一部に取り込んでやる、という気分もお分かりいただけるでしょ。
明日からはもう三月、残り八ヶ月で50万円の水揚げをしないと、来年も八重山漁協の組合員の仲間入りはできません。
釣った魚をいちいち記念に自家消費している場合ではないのです。
どこかに一匹釣ったら、どかんと50万円!ってな魚いませんかね。
ま、いたとしてもそんな宝くじのような魚釣ってしまったら、一生分の運を使い果たしそうなので避けておきましょう。
明日も地道に数で勝負しますか。



オジサンはえらい。

今日の石垣港の満潮は10時13分、釣りは下げ潮がいいらしいので九時半に港を出港。
昨日の夢をもう一度と、本日も昨日と同じポイントに向かう。
大物狙いに生き餌さ用のグルクンを狙い、三時間粘るも全く釣れない。
柳の下にドジョウは二匹いない、とは言うけれどまさに格言通り。
ここ何日間安定して釣れていた“根”からグルクンは旅立ってしまったのだろうか。
また新たな“根”を探しに魚探とにらめっこのスタートがはじまる。
新人サラリーマンが“使える店”のレパートリーが少ないように、新人うみんちゅうも使える“根”の持ち数が少ない。一カ所で断られるととたんに途方にくれてしまう。
続けるか迷ったけれど、釣りに使える時間が少なくなって来たので、グルクンからミーバイ釣りに切り替えた。
水深四十メートルからは、あまり嬉しくない“高校生”ばかりが釣れてくる。
いちかばちか小さめの“高校生”をエサに流し釣りをしてみた。
どこかで“高校生”はエサにならないと聞いた事がある。
流しはじめて一時間、トローリングロッドはピクともしない。
噂は本当だった。
二時過ぎに二十センチのカタカシが釣れたので、“高校生”を解放してカタカシで流し釣り。
しばらくして、かすかにリールが“ジッ!”と鳴ったので、根がかりを心配して竿を立てると何やら魚の感触。
五十ポンドの竿に伝わってくるのは昨日の獲物とは全然違う感触だ。
エサをくわえて引き込んだりする様子がまったくない。
リールを巻くと何の抵抗もなく糸が上がってくる。
根がかりで珊瑚でも引っ掛けたような感触、極端に小さな魚かと疑う。
釣りをしていると針よりも小さい魚が食い付いてくる事がよくある。
今日の釣りはこれで終了だなと、リールを巻いた先に、ぼやーっと上がって来たのは三キロのアカジンだった。
先月アカジンを釣った時は、八号の糸で釣り上げるのに約十分かかった。
今回はマグロ用の五十号にハリス十四号を結んだもの。
さすがのアカジンも抵抗すら出来なかった様子、さぞ悔しかったことだろう。
左上の小さいのが二十センチのエサになってくれたカタカシ。
おじさんはエライ!


アオチビキ。

なにはともあれ釣り上げました。
これから一人祝杯をあげねばならないので、詳細は明日。
魚の名前はアオチビキ、九キロ。
明日のセリでいくらになるか楽しみです。


魚の名前。

オーマチ→アオチビキ
カタカシ→オジサン
ナガジューミーバイ→バラハタ
アカミーバイ→アカハタ
アカワター→ニジハタ
ユダヤーミーバイ→マダラハタ
ハヤミーバイ→シロブチハタ
アカテンテンミーバイ→ユタカハタ
イシハタ→カモンハタ
グルクン→タカサゴ
ヒラグルクン→ウメイロモドキ
フクルビ→クマドリハギ
ビタロー→ヨスジフエダイ
このあたりまではなんとか島の呼び名と和名を分ける事が出来るようになったけど、下記になるともう和名が分からない。
シルユー
タマン
クチナジ
クルキンマチ
そもそも内地ではお目にかかる事が出来ない魚たちだ。
ややっこしいのはこの標準八重山名(と言っていいか不明だけれど)以外に、石垣だけの隠語とも言える名前を持つ魚がある。
その代表は以前にもこのブログで紹介した“高校生”。
“高校生”の八重山名はイサージューマー、標準和名はキツネウオ。
他には有名なのは“浜崎の奥さん”。
八重山名がマシラーアカイユで和名がトガリエビス。
ないちゃーの方には少し勇気がいるかもしれませんが、市内の寿司屋などで“浜崎の奥さん”今日有りますか、で普通に通じます。
最近では“原口くん”とい新種も出てきた。
島で釣れるカワハギ類を総称していて、有名なモンガラカワハギからクマドリなどまで広く使われる。
この原口くんの由来は少し説明を要するが、なつやでは“原口くん”で普通に通用します。
石垣島のうちなーぐち、使ってみて下さい。


メールアドレス変更のお知らせ。

今まで使って来たメールアドレスを下記のアドレスに変更しました。
お手数ですが、これを見た方は下記にメールをいただけないでしょうか。
実は過去のアドレスが、システム障害で飛んでしまいました。
メールお待ちしています。

max@masafumiendo.com

エム エー エックス アットマーク エム エー エス エー エフ ユー エム アイ イー エヌ ディー オー ドット コムです。

大物狙い、さー。

先日二日ほど続けて大物が釣れ、その後も何度か釣り糸を切られる事があったので、ここ数日釣り針と糸を太くして釣りをしている。
全く釣れなくなった。
ツンツンと魚がエサをついばんではいるのだけれど、針に掛からない。
数字で比べれば今までの針が八号で、今日の針が十七号。
八号で釣れる魚が一キロぐらいまでだとすると、十七号なら十キロの魚にも対応する、そのくらいの違いがある。
なつやで使う魚の大半は一キロ未満なので、商売を考えれば八号で釣るべきである。
分かって入るんだけれど、針を選ぶ時に、迷いながらも“ええーい!なるがままよ。”と十七号を結んでしまう。
あと一回、もう一匹釣ったら今までのように八号針で、堅実なうみんちゅう生活に戻りますから。
そう海を見ながら誓うんだけれど、石垣島の海に棲む“大物”に幻惑されてしまう。
人間一度夢を見てしまうとなかなか元には戻れないものだと、今回の事で思い知った。
とは言ったところで“老人と海”の、船に上げられない大物カジキとか、北の何百キロの本マグロ、というわけでないところがなんとも情けない。
四五キロの魚なんて八重山のうみんちゅうなら毎日のように揚げてくるサイズではあるんですけれどね。
写真のJPS画面、分かりづらいかもしれないですが説明します。
画面左側の赤い船が“千夏”の今走って来た軌跡です。
海のカーナビと思えばいいです。
右側の四分の一の画面は魚群探知機で、水深が分かるようになっています。
画面では約四十五メーターを示しています。
青い画面の下中央の黄色い丸が前回四キロの魚が釣れたポイント。
今日もこの丸のところに船を流すべく画面上部(北側)の、赤い線が左に折れているところからエンジンを止めて船を南に流した。
ゴルファーがパットで芝を読むように風と潮を読んで船を流し、順調にS字を書きながら“千夏”は全回のポイントに侵入するはずだった。
なぜ。
ポイントの手前で“千夏”はくるりと西に進路を変えられてしまった。
石垣島にやはり神はいる。
明日からは大きな事を夢見ないで堅実な、八号うみんちゅうに戻れ。
そういっているんですかね。


島の秋。

あちらこちらの友達から、秋のたよりが届くようになった。
数日前は山梨から葡萄が送られて来たらしい。
らしいというのは関東に暮らす家族のもとに届いたもので、単身赴任の石垣に送られて来たわけではないからだ。
家族だけでは食べきれないほどの量と種類だったそうで、ご近所におっそわけしたとのこと。
石垣島で葡萄はメロンよりも高い。
葡萄など島で珍しい高級果物は、石垣島の“高島屋”と僕らが呼んでいる“サンエー”まで行かないと手に入らない。
十月も後半、内地では様々な秋の味覚があふれていることだろう。
夕方五時を回るともう車のライトが付いて、道路沿いの商店から漏れる光で街行く人がシルエットに見えたりして。
飲みに行く気持ちをそそる季節だったなー、内地の今頃は。
お米が一年に三度も収穫できるこの島では、まだ日中は三十度を超える日が普通。
いまだに釣りに行くときは短パンにTシャツ、足は島ぞうりだけである。
さすがにスコールが降ると、夏の盛りの時期のように“きもちいいー”というわけには行かないけれど、まだ夏は続いている。
だけれど庭や畑がある家では、夏に植えられない葉物やオクラ、トマトなどをこの時期植えると聞いた。
内地での夏野菜は、この太陽の強い島ではこれからが植えるシーズンなのだとか。
そういえばこのごろ釣りをしていても、ミーバイやグルクンも小さい子どもがよく釣れるようになった。
春に生まれた魚がやっとハリにかかる大きさに成長したのかもしれない。
もうすこし秋が深まって来たら島の素材で秋の味覚を楽しむ事にしよう。
グルクンの稚魚のトマトソースグリルに島酒の水割り、なんていいかも。
珊瑚の浅瀬にいるコブシメも年を超すと十キロにまで成長する。
西表で栽培しているパクチーと島海老でタイ風の鍋もいいかな。
十一月一五日になれば石垣や、西表でイノシシが解禁になる。
おっと、腹が減る季節はもう来ている、かな。


アカジン。

ここ数日トイレの話ばかりで申し訳有りませんが、欲しかったものが出来上がる喜びは抑えきれません。
たかがトイレ、されどトイレなのです。
そして昨日“千夏”のトイレにフレームが付きました。
家の建築に例えるならば始めて屋根が付いた、上棟式のようなものです。
ここまで来ればもう出来上がったも同然、目隠しを作るだけですから。
極端に言えば、正面だけをタオルでカーテンすれば十分なくらいです。
東シナ海の真ん中で使うものですから、左右と後ろなんてだーれも見ていませんから。
トイレも海という特別な環境では、これほどシンプルでも快適な“場”になるのです。
西表に沈む夕日を眺めながらの“サンセットトイレ”。
これを経験する為だけに石垣に来る価値、あります。
この一歩をふみだす ためにJTAのチケットを握った“あなた”、きっと人生観がかわるはずです。
 しょうもない話はどうでもいいと言われてしまうでしょうが、西に太陽が沈んだ後、東シナ海に橋のように架かった天の川も息をのむ美しさでした。
そして今日は夕方から二時間ほど釣りに出て写真のスジアラ、4kgを釣った。
石垣島ではこの魚をアカジンといい、市場では高値が付く高級魚である。
うみんちゅう一年生にして始めて釣り上げた、アカジンは明朝セリにかけられる。
市場で魚を入れる“トロ箱”には遠藤政文と書かれているのである。
今までは釣り人の名前を隠してセリしてくれーと、願ったものだけれど、明日のセリでは高らかに名前を読み上げてもらいたい。
まー市場の人にはこの程度の魚は毎日見ているので、何とも感じないでセリは終了するのだろうけれど。
クックックッ、ホーッッホッホ、なんでもいい笑いが止まらない。


壁紙。

一週間ぶりに“千夏”を下架した。
船底塗料は塗ったものの、船全体の塗装はまだ終えていない。
FRPがちゃんとした強度を持っていないと、波にもまれた衝撃で接着箇所がさける可能性がある。
水が漏れるような修理であれば又一からやり直さなくては行けない。
午前中に塗った塗料が乾くのを待って、午後三時に石垣港を東に出て宮良湾に向かった。
風は北東から東より、宮良湾は約二メーターのうねりが入っていた。
船尾に張り出したトイレの重みで、スピードを上げてゆくと以前より船首が上がる感じがする。
石垣港の中は各島に行く高速船の引き波で、“千夏”は上下左右に大きく揺れる。
高速船はホームを通過する急行電車のようにおかまいなしに飛ばしてゆく。
木の葉のように波にもまれる船に、真新しいトイレがむき出しになっている。高速船の観光客にはきっとそう写った事だろう。
しかし実は壁は有るのです。
愚かな人には見えないけれど、賢明で想像力豊かで自然を広い心で受け取れる“あなた”にはきっと写真のような“壁”が見えるはずです。
この写真ではトイレの内側に、蒼い海と遠くに浮かぶ島の壁紙が貼られています。
しばらくして船が動きさすと“壁”にはまた違った景色が映し出されるようになっているのです。
この新開発の“壁”はそのとき吹いている“外”の風までも感じる事が出来ます。
だから臭いがこもる用な事も有りません。
もちろん石垣島では“千夏”にしか搭載されていません。
賢明で想像力豊かで自然を広い心で受け取れる“あなた”には使用中のトイレは中が見えないはずです。
愚かな人にしか中をのぞき見る事は出来ません。
どうぞどうぞ石垣島に来る機会があったら“千夏”のサメトイレならぬ“裸の大様用トイレ”を体験してみて下さい。
世の中のたいていの事がわりと小さな事に気がつくかもしれません。
今日もありがたい事にこのトイレの下から海の幸が釣れました、とさ。


新フール。

昔の中国や沖縄ではトイレは豚小屋に設置されていたそうです。
排泄物は豚が食べるんですね。
食物連鎖ですね、素晴しい。
いずれ豚も排泄するから畑の肥料はそれまで待てばいい。
よりこなれる気がする、後は勇気となれの問題。
沖縄ではそのようなトイレを“フール”といったそうです。
僕も何年か前に慶良間島に取材にいたとき見た記憶がある。
現在は離島でも残っていないとの事。
 昨日残してしまった“千夏”の“サメトイレ”が土台だけ完成した。
島に住む海や船の大先輩達は覗き込んでは、何かとアドバイスをくれる。
ただ、誰一人として“使いたくない”という。
そりゃーたしかにこの状態だけ見れば腰も引けることでしょう。
でも今までは写真の岩渕シェフなどは、横に写っているプロペラにつかまって様を足していたのです、東シナ海のど真ん中で。
レース用のヨットなんかでも軽量化のためトイレが無くて、デッキの後ろにつかまって海そのものウヲシュレットというのも少なくない。
腰が落ち着くだけでも上等、と思うのだけれど、石垣のダイバー船はスピードや装備をにお金がかかっているものが多い。
“千夏”などは港の中ではママチャリほどにしかみえないらしい。
そのうちペイントをしてカバーがかかれば結構居心地のいいトイレが完成するはず。
ちょっと心配なのは今回の造作ので船体が約100キロは重くなっているはず。
果たしてどのくらいのスピードで“千夏”が走ってくれる事か。
別に狭い石垣そんなに急いで走る必要は無いのだけれど、きっとこれから航路を15ノットくらいで走っていると携帯電話がかかってくるんだろうな。
“サメトイレ”前を開けなさい"って,笑い声で。


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