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古典酒場に載りました。



一月に取材を受けた古典酒場が出版された。
居酒屋冥利につきると言えば大げさに聞こえるかもしれないが、下町生まれの居酒屋店主としては、ミシュランから☆をもらうより、ザガットサーベイに掲載されるより名誉なことなのだ。
それが真っ当に正面から、居酒屋としての“なつや”が評価された取材であったならね。
本を買ってから“なんだよ”言われないために、早々カミングアウトしますよ。
すごいですよ”古典酒場”、今回のVol6も東京中の名だたる居酒屋が紙面からあふれてくる。
焼鳥や煮込みは言うに及ばず分厚いハムのフライから魚の煮付け、昭和のおっ母さんが漬けたぬか漬けまで、紙面はめくれどめくれど裸電球の色のようにアンバーで温かい。
マグロの刺身も霜降りの馬刺も真っ赤かだ。
これこそが居酒屋だ!
断っておくが紙面は四色のカラー刷りです、紙も重厚で写真の再現だってしっかりしています。
イカの刺身はあくまで白く、皮目とその内側でわずかに違う白だって、“日本人にしか分からんだろうこの白は”という白だ。
添えた本山葵の若々しい緑色は、甘くツンと鼻にぬけるその香りすら連想させる。
でもねーそれら四色カラーも飲み込んじまって、名店といわれる居酒屋はアンバーなんですね。
巻頭見開きの特集なんて度肝をぬきます。
編集長の倉嶋紀和子さんが山手線29駅を一日で一周飲み歩こうという企画。
もちろんテレビではないから店側は取材されているとは知らない、お忍びだ。
名店といわれる居酒屋はこんな酒大好き、アンバー大好き、真っ赤か大好きの筋金入りに毎日洗礼を受けて生き残ってきている。
半端なことではないのです。
そのような本になぜ“載せてもらえたか”というと、“日本の一番南でホッピーが呑める店”というだけ。
それだけです。
“なつや”のアンバーも真っ赤かもなぁんにも関係ない、南限のホッピーのみが今回の主題。
ページをめくると73ページ目に飛び込んでくる石垣島の蒼い海と空の写真が、居並ぶ大人の前で浮いてしまった“なつや”を象徴している。
まぁよい!何時かは粋にアンバーや真っ赤かを着こなせるようになってやる。
日本最南端のホッピーがどれほどのものか知りたい人は石垣島”なつや”に来るべし。
ただしゴールデンウイークは込み合うので予約をおすすめします。
いないよ、そんな人、ねぇ。

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