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今年も台風十三号”シンラコウ”



二年前八重山に大打撃を与えたのは台風十三号だった。
そして今回も十三号がやってきた。
十日にフィリピン沖で発生した台風だったが、翌十一日には早くも石垣の海に台風独特のうねりが出始めた。
昨日の十二日午前に石垣島は強風域に入り、夕方には暴風圏に入った。
それから丸一日をへて暴風圏をまだ脱していない。
最低気圧が935ヘクトパスカル、最大瞬間風速70メートル。
大きくて鈍い台風十三号は今も八重山を強風と豪雨にさらしている。
この連休を利用して石垣島を楽しみにきた方達には、まことに気の毒というほかない。
幸いなのは二年前の十三号で老朽していた箇所がだいぶ整備されたこともあり、いまのところ大きな被害は出ていない。
とはいえ今回の大きさになるとやらねばならない台風対策も多岐に渡る。
店も鶏小屋ももちろん船も風に飛ばされぬように、強力に結束しなければならない。
特に船は解放された海辺に置かれているので、たえず強風にさらされることになる。
右から吹いていた風があるとき左に変わり、また右とくり返すうちに固く縛られているロープが少しずつ緩みはじめることがある。
吹き続ける風のパワーというか根気というか、人の感覚では計り知れないものが台風には秘められている。
ここで安心して点検を怠ると後悔してもしきれない事態を台風後に直面することになる。
風が今までよりも強く吹いたと感じたらロープを点検に行かなければならない。
その都度着ているものが濡れるので台風時は洗濯物が増える、カッパなんか役に立つ雨風ではないのだ。
昨晩は二足ある長靴にも水が入ったので、幾度目かは島ゾウリで点検に行った。
どこかで油を踏んだのか帰ってきてからゾウリが滑る、それならお湯と石けんで洗うのが一番と風呂場に向った。
身体も雨でずぶ濡れなのでシャワーを浴びることにしたが、狭いシャワールームでしこしこしゃがんでゾウリに石けん塗って洗うのが、どうも格好がわるいのでゾウリを履いて洗うことにした。
頭を洗い身体を洗った石けん分は絶えず足下に流れてゆくので、たまにゾウリを足裏でこすってやれば油分は綺麗になる。
一石二鳥である、環境にも温暖化にも貢献している。
暖かいシャワーでほど良く身体も温まってきた頃、ゾウリの表面もキュキュとなってきた、良い案配だった。
がここで変な気分に気がついた。
シャワーを浴びて全裸なのに足にゾウリを履いていると、服を着ている錯覚が襲ってくるのだ。
ゾウリを履いている時は服を着ているとき、ぼくの脳がそう言っているのだ。
危うくシャワールームから全裸にゾウリという出で立ちで、出そうになる衝動を抑えゾウリを脱いだ。
これがボケから来るものでないことを祈るばかりだ。
嘘だと思ったらやってみて下さい。

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