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SEAMEN



なんの写真かといいますと、ヨットの室内であります。
船やヨットといえばもっとゴージャスなもの、と思っていましたか、これでも外から見ればりっぱな外洋クルーザーです。
日本人所有のヨットだともう少し身綺麗な場合が多いけれど、船が生活に根ざしているヨーロッパ一般のヨットはこんな感じです。
車でも日本人はピカピカに使うけれど、外人は質実剛健でしょ、あの感覚の根源ですか。
彼は1981年にイギリスを出発してから、ずっとこのヨットで単独航海をしているのだそうです。
乱雑に見えても彼には使いやすく、快適な環境になっているのでしょう。
このキャプテンの名前は“アル”と言った、と思うのだが実はちゃんと聞き分けられなかった。
初めて会った瞬間に泡盛を一杯すすめられて、チアーズと言った瞬間に今聞いた名前を忘れてしまったからだ。
アル(もしかしたら違うかもしれないけれど)の方は、正しく僕の名前を連呼するので、よけいに再度聞きづらくなりそのままになってしまった。
まー英語圏の人にしたらENDOは覚えやすいよね、ENDと連想しやすいし。
アルも“オワリー”かなんかだったら絶対すぐ覚えられたけどね、“終わり”かってね。
こいうとき“なつや”の岩渕シェフのように、ジョンというミドルネームもっていると便利だよなー。
かれこれ25年も一人で世界の海を旅しているアルも、琉球泡盛は特別に気に入ったようで終始グラスが乾くことは無かった。
日曜日の午前十一時、アルは気分良さそうに話してくれた。
「ENDOこのヨットにはエンジンがついているけどなー、そんなもん無くたっていいのさ。GPSも風速計もいらないんだ。」
「オレはな、風を感じて、風を耳で聞いて、風を目で見て、風の匂いをかげばどこにでも行けるんだ。」
これから鶏にエサをあげに行く途中でなかったら、「アル、ぼくも連れてって下さい」と言いそうになるくらいかっこ良いのである。
次はカンボジアに向うのだとか。
隣のマグロ船で作業をしていた海人がなにげに一言、「それなら次に寄港するのは香港だな。途中バシー海峡の三角波だけ気をつければいいさ。」
なんだかこっちもかっこいいのである。
今朝石垣港に彼のヨットはすでになかった、今頃どこいらを漂っているものやら。
かなり憧れる、無理だけど。

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