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季節の替わり目、は。

何だかここのところ方々で人が亡くなるニュースが目につく。
季節の替わり目だからだろうか、異常気象も関係しているのか。
加藤和彦さんは自殺だったけれど。
一度もお会いしたことは無かったけれど、ぼくがオフィシャル撮影をしているつのだ☆ひろはかつて氏が主宰するサディスティックミカバンドのメンバーだった。
ひろさんは氏から少なからず音楽的影響を受けたと言っているから、そのショックは察するに余りがある。
森繁久彌さん、大往生ですね。
でも氏からまだ教授してもらいたい方々からすれば、早すぎる死ですね。
10年ほど前格闘家の前田日明とヨットのレースを画策していた時によく通った、東京湾マリーナに森繁さん所有の“メイキッス”が係留してあった。
ヨーロッパ製のモータークルーザーでデザインといい機能性といい、仕事を忘れて一日眺めているだけで飽きなかったことを思い出す。
あの頃から十年、そして石垣に移住して五年、ぼくも“早すぎる”という年齢でもなくなってきた。
二週間前石垣島でもある船長が亡くなった。
その日の漁業無線がいつもと様子が違うのはナイチャーのぼくにも察しがついた。
日常の漁業無線は定時の天気配置や当日の競り値の他は、漁船同士の情報交換が主なもの。
漁船同士の会話はうちなーぐちに漁師の専門用語が入るのでぼくには未だ一文も解読できない。
だが二週間前のあの日の会話には、くり返し船長を呼び出す漁協からの問いかけ、おそらく周辺の僚船が保安庁のヘリを見つけた位置など、漁師が日常使わない単語がたくさん含まれていた。
船長は石垣島から南西に40マイルの沖の神島を目指していたらしい。
死因は脳溢血、気分が悪いと仲間に携帯をかけてから連絡が取れなくなった。
無線が理解できる周辺の漁船は操業を止めて捜索に加わった。
船長は走り続ける船内でスロットルを握った状態で発見されたとのこと、速度は最減速だった、これをコントロールするのが精一杯だったのだろう。
ヘリで搬送されたけれどすでに心肺停止だったらしい。
船長とはまだ一ヶ月の付き合いだった、なにか質問すると“海に聞け、海に出れば何でも教えてくれるさぁー”答えはいつも一つだった。
来年温かくなったら一緒に乗ったらいいさぁーと、医者嫌いだった船長は享年60。
漁師が海で死ねれば本望かもしれないが、これから聞くことが沢山あった、損得有りで早すぎます。

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